ダルムシュタット市の子育て支援

娘が3ヶ月に入った頃に、市の委託を受けたソーシャルワーカーの女性が自宅訪問に来ました。医療や保育、ファミリーサポートなどなど、色々と市の子育て支援サービスを紹介して帰っていきましたが、おもしろかったのが2点。Body

ひとつはオーガニックコットンの赤ちゃん肌着を1枚プレゼントしてくれたこと。これはやっぱり緑の党の市長になってからのアイディアみたい。フライブルクなど他の自治体のように布おむつへの補助金も出してくれたらいいのにな、と後になって思い出しました。

もうひとつは、赤ちゃんが1歳になるまでの間の緊急サポートサービス。なにか困ったことがあった時に電話一本で対処してくれるというもの。

たとえば、家族がみんな寝込んでしまった・・・となれば家事手伝いの人を1週間派遣してくれたり、上の子の嫉妬がひどくって・・・という時にはベビーはおいてお出かけしたりできるよう、ベビーシッターを派遣してくれたり。

育児ストレスでママやパパがバーンアウトしてしまうのを未然に防ぐのが目的なので、別に体調が云々でなくても色々な使い方ができるみたい。核家族が増えた現代社会ならではの行政サービスだなぁと感心しましたし、ここにもドイツの予防原則が垣間見られます。私たちの場合も双方の家族は遠く離れて住んでいて、新しい街で友だちもまだ多くありませんから、気軽にベビーシッターを頼める友だちもまだいません。「孤育て」にならないよう気をつけてるつもりですが、「もうっ!どうにかして〜」となったらぜひあてにしてみたいと思います。

「書類の手続きなども一切不要というのが行政サービスとしてはまた画期的でしょう?」とのことですが、その通り!

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