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映画『サティシュ・クマールの今、ここにある未来』

観てきました。

5、6年前かな、お話を聴きに行って一目で好きになってしまった彼。英会話の苦手な私が話しかけることを躊躇しなかった珍しいお人。たとえ言葉なしでも理解し合えたような気がします。この映画からもいくつかの具体的なメッセージと一貫したシンプルな信条を受け取りました。

『君あり、故に我あり』をまた読みたいなと思ったけれど、ドイツにおいてきてしまったよう。この本は訳者のお人柄と著者への思い入れから誠実に訳されていて、翻訳もいいのです。こういう姿勢を忘れずに翻訳に取り組みたいと思う1冊。

近頃の一番の関心は「信仰とサステナビリティ」。

アスパラ

ドイツのこの時期の楽しみといえばシュパーゲル=ホワイトアスパラ。

懐かしくてちょっと手が出ましたが、高い、細い、風味が弱い。やっぱり土地のものはその土地で食べるのが一番ですね。替わりにグリーンアスパラを楽しもうっと。

グリーンアスパラと言えば、春になって庭の雑草が急に勢いづいて、あっという間にカラスノエンドウが膝丈ほどに生い茂ったなかに、ひょっこりと姿を現したのです!黄色いクロッカスが突然ちらほら咲いたりケシの花がちょこちょこ出てきたりと、前の住人さんも庭いじりが好きだったらしい痕跡があちこちに見受けられるのですが、まさかアスパラとは。

食べたいのをぐっとこらえて放っておいたら、1メートル以上になってそろそろ倒れてきました。その周辺はドグダミの絨毯になりつつあります。

台北カフェ・ストーリー


物々交換がテーマということで観てきました。劇場で観る久しぶりの「ドキュメンタリーでない」映画。

モノの価値なんて本当はそのひと次第。ならばその流れを作るのもお金でなくっていいはず。とはいえ現実は、身に染みついた常識にとらわれたり、時間に追われてつい財布で解決したり。

こっちに来て、粗大ごみに出されていた棚を有効活用しようとして、役所に盗難扱いされて焦ったことがあります。その時に、「あっ、ダメなんだ」というのと「やっぱりね」というのが共存していたけれど、やっぱりダメですかね?誰かが有効活用できるものを、わざわざ処分料を払って手間かけてどこかに運んでもらうより、誰かに喜んでもらえるのなら、そっちのほうがいい気がするんですけどね。

とにかく、個人レベルでできることはいっぱいあるし、何といっても楽しい。ということを再確認。

春到来!ことはじめ

ベルリンから引っ越して以来お休みしていたブログですが、ようやくスタートです!なんだかんだ半年経ちました。

日本の4月。やっぱりわくわくします。

運ばれてくる空気がむわっと芳しくって、樹木や花々の息吹がこれでもかと感じられる今日この頃。なんだか新しいことを始めたくなってくる。