そういえば、ダルムシュタットはフェアトレードタウンだそうです。
タウン、シティ、村など、規模の違いこそあれ、フェアトレードタウンというのはフェアトレードの商品利用を推進している自治体のことで、ガイドラインに従って認証されています。2001年にイギリスで初のフェアトレードタウンが誕生し、欧州を中心に次々と広まっていったようです。
大都市ではロンドン、ブリュッセル、ローマ、サンフランシスコなどがあります。ウェールズはまるごとフェアトレード・カントリー。ほかに、フェアトレード・アイランド、フェアトレード・スクールなんてのもあるらしい。
ダルムシュタットは緑の党の市長になった2011年以降から目ざしてこの9月に認定されたばかりですから、広がりはこれから後追いという感じなのかしら?スーパーやOxfamではもちろん見かけますが、普通に暮らしていてはそれほど目につく程度でもありません。でもショップ・リストを見ると、花屋さんにも多い。
ガイドラインには議会での承認や推進協議会の設置などありますが、フェアトレード商品取扱い店舗数などの実態に関してはあまりハードルが高くないように思いますので、首長さんがやる気になれば簡単に応募できそう。
それにしても、このフェアトレードタウンは、UKに570以上、ドイツには200以上(2013年12月時点)あるそうですが、日本では熊本市のみ。それでもアジア初、且つ唯一なんですって!ちょっとびっくりです。ピープル・ツリーのある目黒区なんかが「フェアトレード区」を目ざせばたやすく実現できそうなのに。第8回フェアトレードタウン国際会議が今度の3月に熊本であるそうですから、これを機に日本でも注目されるといいですね。
上の写真は自由が丘店でピープルツリー15周年記念のフラッグ作りに参加する息子(こないだの4月)。冒頭の写真は完成後のフラッグです。
そして、ダルムシュタットも毎年ドイツで行われているフェアトレード首都コンテストで優勝するくらいになってほしいものです。
初めまして。こんにちは。
今は他の町で語学学校に通っているのですが
4月にダルムシュタットに移動することになり
いろいろ見ていたらこちらのブログにたどりつきました。
旅行の写真やブログは他に何個かみつけたのですが
今現在の町(日常)の感じが知りたかったので
たいへん興味深く読ませていただきました。
スープの写真も美味しそうですし、乗馬場の写真も
「あー!乗馬できるんだー!」と少しテンションあがりました。
更新されるのを楽しみにしていますね!
RIKAさん、初めまして!コメントありがとうございます。
写真の乗馬場は大学の設備のようですが、どこかできるところがありそうですね。
街は森や小高い丘に囲まれているのでのんびりしています。
最初はあまりピンと来ませんでしたが、小回りの利くなかなか暮らしやすい街だと思いますよ。
ジモト情報もちょこちょこアップしていきますね。