新しい街

新しい街ダルムシュタットで暮らし始めて2ヶ月が過ぎ、生活もまわり始めてようやく慣れてきた感じ。わたしにとってはフライブルク、ベルリンに次いでドイツ3つ目の街で、人口15万人のコンパクトな街です。

marktこれまであまり紹介してこなかった理由は、ドイツのどこにでもあるような街のようでもあり、そうでないようでもあり、街の印象をきかれてもいまいちピンとこなかったから。フライブルクもベルリンも強い個性を持つ街だからかな?「こまわりのきく街」に住みたいとずっと思っていたので期待が結構大きかったのですが、意外なところが色々とあります。細かくは少しずつ紹介していきたいと思います。

まずは街の特徴からご紹介。

ダルムシュタットは「ヴィッセンシャフト(学術)の街」の称号が与えられているように複数の大学や研究所を抱える街であるとともに、ユーゲントシュティールの街と言われています。ユーゲントシュティールとはドイツにおけるアール・ヌーヴォーのことを指すのだよな、程度にしか知識のない私。(アール・ヌーヴォーの優美というか華美な感じよりも、バウハウスの機能美的な感じがドイツデザインとしては好きなのです。)ともかく、100年ちょっと前にここダルムシュタットにユーゲントシュティールのアーティストのコロニーが作られ、ユーゲントシュティールのムーブメントの中心的役割を果たしたそう。それがマチルダの丘。うちからゆっくり歩いて10分。

mathildenhoehe

fuenffinger通称「五本指」と言われるこの結婚記念塔が、我が家のキッチンからちょこっとのぞけるのがなかなかのお気に入り。この他にも街にはちょこちょことユーゲントシュティール様式のものがみられます。

マチルダ丘の上から家のほうを眺めるとこんな感じ。湖があるのですが写真には映っていませんね。奥のほうが小高くなっていて、ベルクシュトラーセ(山街道)のスタート地点であることを実感させます。

oka

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です